今年の双十国慶節(10月10日、中華民国の建国紀念日に相当)のロゴ「金陽双十」が8日午前、フェイスブック「中華民国讃国慶」で公開された。内政部の政務次長(=副大臣)でもある国慶籌備委員会の陳宗彦・秘書長が明らかにしたところによると、今年の双十国慶節のキャッチコピーは「民主大聯盟 世界加好友TAIWAN NATIONAL DAY 2021」で、人々に自由と民主主義の理念を伝達する。
国慶籌備委員会によると、今年のロゴは6本の線が組み込むようなデザインになっている。これはそれぞれ、民主主義、自由、平等、人権、希望、平和の6つの要素を代表しており、台湾の人々の団結力が緊密であることを表現している。メインカラーの「陽光金(サンゴールド)」は雅な美しさ、情熱、貴重なものの象徴で、全体として情熱が織りなす、民主主義の貴重さを表現している。サブカラーは「台湾紅(=台湾レッド)」と「民主緑(=デモクラシー・グリーン)」で、強い信念を持ち、何事も恐れずに挑戦するすべての台湾人への敬意を示しているという。
陳宗彦・秘書長は記者会見で、「民主主義は台湾の核心的価値だ。民主主義があるから、台湾は勇気と自信が持てる。また、民主主義があるからこそ、世界の目を台湾に向け、世界と共に歩むことができる」と述べた。
なお、台湾では2017年以降、双十国慶節のキャッチコピーに「TAIWAN」の文字が入るようになった。2017年は「BETTER TAIWAN」、2018年は「TAIWAN,TOGETHER」、2019年は「TAIWAN FORWARD、携手世界・台湾耀飛」、2020年は「2020 PROUD OF TAIWAN」だった。